バレエをやると足が細くなるのはウソかホント?
こどもにバレエを習わせてきれいなスタイルのいい体型になってほしいと思う親もいらっしゃいます。
また日本のバレエ団で、特にひざ上から太もものラインは新国立劇場のバレリーナのように細長い体型であると美しいバレリーナ体型とされていますよね。
でも現実はそういう人たちばかりではないですよね。
バレエ教室で特に目立って足が細長い生徒さんは多くても数える程度。
牧さんのAMスチューデンツや新国立劇場のバレエ研修所は、特に見た目重視。
テクニック云々の前に、見た目がバレリーナ体型かどうかで合格するかしないかが決まってしまう。
それほどまだまだバレリーナ体型のジュアたちは全体のバレエ人口と比較すると少ないんです。
小学生ではまだそれほど見た目の細さに差はないようにみえますが、中高生でバレエを続けているとレッスンの方法や食べているものによって筋肉の付き方やつく場所が違ってきてしまいます。
それで、お教室によって太ももががっちりした生徒がいるところと、細長い足が多い生徒さんのお教室に分かれます。
いったいこの差って何が違うのでしょうか?
生まれ持った体型、筋肉の質がバレエで足が太いか細いかがある程度決まってしまう現実
まずバレエをやるうえでしっておいてほしいこと。
バレエをやるから太ももが多くの欧米人のプロのバレリーナのように細長くスタイルいいラインにはならないという事実があります。
プロのバレリーナになれる人はもともと生まれつきバレエ体型に生まれついている人が偶然?バレエをやっていてプロのダンサーになったという人たちです。
やはり体型に関しては最初から恵まれたスタイルをもって生まれた人がバレリーナになるという事実は変えられないんですよね。
それでも、バレエのために必要な筋力トレーニングしたり、バレエのレッスンで頭を使いながら足を動かすときに意識する筋肉の箇所を変えることを繰り返していけば多少太ももは細くなります。
必要でないガッチリとした筋肉は
意識すること、実践することの繰り返しです。
そしてもう一つ大切なポイントは、バレエをやるときに筋肉に必要以上に力を加えないで踊る癖をつけること。
筋肉がガチガチになってレッスンしているようだと常筋肉が緊張している状態で、固くかたまってしまいがちです。=よけいにガッチリ太ももになってしまいます。足も力でしか上がらなくなってしまうし、上がる角度も必要以上に力をいれて固めてしまっているから足もあがらない。
まだ日本には先生自身がプロのバレリーナでなく、素人でお教室を開いてまた生徒さんにバレエを教えていたり、正しいバレエの教え方や足の使い方を解剖学等で学んでいない素人の先生が教えているバレエ教室の生徒さんたちは、片足でバランスとったり、ポアントで立つときや、脚をバットマンで高く上げる、デベロッペで四頭筋を使って無理に足の高さをキープしたり。
そういうアマチュアのバレエ教室で教わっている生徒さんたちの体型をみると子供でも大人でも、やはり太ももががっちりついていることが多いです。
いわゆる「根性バレエ」(笑)といわれている昔の日本の教え方です。
バレエ教室を見学するときは、先生がどのような教え方をしているか?ってすぐに見分けるコツは先生の体型とそこに通っている生徒さん(子どもも大人も)の体型をみるとよくわかります。
素人のバレエ教師の「根性バレエ」は太ももを太くする!太ももを細くするために必要なこと
もし太ももを痩せたければ極力足に力を入れすぎないでレッスンすること。
私も個人敵にピラティスやバレエで必要な体幹を鍛えるためのトレーニングの先生に出会うまで、気が付くとふくらはぎやお尻に力をいれていることが多かったんです。
でもそういうことってレッスンをしていると無意識に力を入れてレッスンする癖がついちゃってました。
結果、今より無駄なガチガチ筋肉が特にひざ上から太ももに感じて、いつももっと細くなりたいというのが願いでありコンプレックスでした。
要は新国立劇場のバレエダンサーのように細長い太ももになりたければ、「無駄な力を抜くこと」です。
究極の例はケガや病気で一定の期間病院に入院すると足は細くなりますよね。
無駄な筋肉がとれるからです。
それにはいろいろ方法が考えられます。
1つずつ自分の体にあった方法をみつけることがスタイルのいい太もものラインになる近道です。
- バレエのための気孔で体をゆるませることを覚えて癖づける
- バレエに必要な体幹をピラティスやパーソナルトレーナーのもと筋トレで鍛える
- 食事で弾力性の筋肉を保つための食材を選ぶ
バレエのレッスンと、体幹を鍛えて体を緩めるコツを学ぶのと同時に、デュカンダイエットやバレエ学校のダイエットマニュアルで糖質制限ダイエットで弾力性のあるやわらかい筋肉に改善していくことで太ももの太さやラインを改善できることは確かです。