実は怖い「糖質ゼロ」「糖類ゼロ」商品の本当の意味と、ダイエット中でも食べていい甘味料は?

食品のパッケージ裏をみると原材料のカロリー表示がでていますよね。これってしっかりと見たことありますか?

 

ここで推奨している糖質制限方法として「フランスのバレエ学校用ダイエットマニュアル」と「デュカンダイエット」では特に加工食品を食べると時にこの表示をみて食べていいのもかそうでないものを見分けることになります。

 

おおよそでいいので、食品を買うときにカロリー計算ができると何日で痩せることができる!とか、すぐにわかるようになりますからね!

 

食品のパッケージに書かれている成分表をみても、実際に糖質がかかれていない加工食品も多いんです。
そこで糖質の方程式が役にたちます。

 

糖質は炭水化物と食物繊維から成り立っています。

 

糖質=炭水化物-食物繊維

 

 

実際に例をみていきます。

 

 

このロッテの糖質0のチョコレート「ロッテ ゼロ ノンシュガーチョコレート」
味も普通のチョコと変わらないので、何気なく食べていたのですが。

 

これには糖質と糖類併せて3.9g書かれてますね。

 

  • 糖質0g+糖類 3.9g
  • 炭水化物 5.0g
  • 食物繊維 1.0g

 

0.1gの差はありますが、糖質制限の数式はあっていることになりますね。

 

3.9=5.0-1.0

 

ただしこれはチョコレート1本あたりの成分表示。
全部で5本箱の中にあるので、

 

糖質、糖類の量は全部食べると4.0×5=20gになります。
(成分表示には糖類が0gなので、糖質が20gということになります)

 

 

成分表示をみると糖類=甘味料は、「マルチトール、キシリトール、アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロース」となってます。
マルチトール以外はカロリー0とされる甘味料で健康にも安心。

 

とすると、チョコ一箱の糖類20ggの含有量はマルチトールが占めるとなります。

 

 

じゃ実際にチョコ一箱の糖質=マルチトールのカロリーはどのくらいなのだろうか?
主成分の1gに値するカロリーは次のとおり。

 

成分1gあたりのカロリー

  • 糖質4kcal
  • タンパク質4kcal
  • 脂質9kcal

 

↑このチョコひと箱には糖質20g×4kcal= 80kcal(糖類=マルチトールが大半)

 

このように食品にどれだけの糖質が含まれているのかがフランスのバレエ学校用のダイエットメニューやデュカンダイエットでポイントになります。

 

フランスのバレエ学校用のダイエットマメニューでは、天然の食材(野菜、加工してない魚や肉、卵他)がすでに含んでいる糖質の量は考えなくていいのですが、お料理やお菓子・デザートにお砂糖を加えたりカロリーのある糖質のものは2週間のダイエット中は極力食べないというルールがあるので、このチョコレートはカロリーのあるお砂糖以外の甘味料でできているのかがポイントになります。

 

デュカンダイエットのマニュアルには、2g以下の糖質を気にする必要はないとされています。

 

 

  1. 糖質ダイエットに限り、食品の成分表示をみるのは、炭水化物と食物繊維と糖質・糖類、この3点が重要なポイントになります。
  2. 糖質・糖類の量が表示されていないときは、上記のように計算してみるといいですね。

 

そうするとこのロッテの糖質ゼロのチョコは上記のダイエット期間は食べるのを控えたほうが痩せやすいという結果になります。
糖質、糖類ゼロの加工食品でも実際にはこのようにカロリーがあるので、ダイエットの時にちょっと面倒くさいけど計算できると何を食べていいのか?計画的に痩せられるようにコントロールできますね。


TOPへ